屋久島

2泊3日で屋久島に行ってきました。 中部国際空港から鹿児島空港へ、桜島を見ながら高速船で鹿児島港から屋久島へ。屋久島は九州最高峰の宮之浦岳を中心に、1900メートル級の山々が連なってます。周囲は車で2~3時間で周れるぐらい小さな島なんだけどね。
2日目は縄文杉登山の日。
朝4時に起きて、ガイドさんとともに荒川登山口へ。
今回はツアー客7人のグループにガイドさん1人で縄文杉を目指します。
縄文杉までは片道11キロ、往復22キロ。
最初はほぼ平坦なトロッコ道を8キロ程ひたすら歩く。
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途中にいくつか屋久杉と呼ばれる木があり、ガイドさんに説明してもらいました。
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三代杉
ここから本格的な登山道です。
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ところどころ階段が作られているとはいえ、歩きにくいところも多いし、 ひたすら登りなので結構きつい。 私達のグループは年配の方もいて歩くペースが遅くて思った以上に時間がかかり、 その上雨もずっと降り続いていて、いつガイドさんに「引き返します」って言われるかはらはらしながら進みました。
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ウィルソン株
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ウィルソン株の中から見るとハート形に見える
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大王杉。
縄文杉が発見されるまでは屋久島最大の杉だった。
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夫婦杉。別々の木が枝でくっついている。
そして予想通り、日帰り組みのツアーの中では一番最後に到着。
おかげで縄文杉をひとりじめできました。
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縄文杉は樹齢7000年以上の巨木。
写真でみるよりもずっと大きくて、
雨粒の光の下でみる光景はとても美しく、
生命力にあふれた木でした。
今回運がよかったのはガイドさんが屋久島出身のとてもすばらしい方だったこと。
屋久島のこと、山岳信仰のこと、植物のこと、そして縄文杉のことを沢山話してくれました。
同時に世界遺産だから、写真をとるためだけのミーハー心で来る客が多いことにも疑問を感じてた。
私もそうかもしれないと恥ずかしくも思いました。
その後、ガイドさんの計らいで1分間目を閉じて自然の声を聞きました。
そして目を開けたときにまた縄文杉を見ると、
最初に見た時とは違う空気を感じることができました。
これも人がいないからこそ出来た体験で、縄文杉ともっと語りたいと思いました。
いつかまた会いたい、屋久島に訪れたいと思います。

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