チェチェン・イッツア

早朝6時半にチェックアウトし、バスターミナルCAMEへ。
事前にネットで7時15分発のADOバスのチケットを購入していたので、バス乗り場入り口で待機。15分前に聞いたらまだだといわれた(スペイン語なので多分)ので待っていたがスペイン語の放送、チケットチェックのおじさんもスペイン語なので8分前にまた聞いたら1番線のバスだと通してくれた。言葉通じない国ではウザがられても何度も聞く方がよいようです(単語とジェスチャーでも意味は伝わる)。
チェチェンイッツアまでは高速バスで約2時間。
バス内で流れていた映画は傷心の女性がバックパックを持ち旅に出て過去のフラッシュバックに苛まれながら少しずつ再生していくという話っぽかった(字幕なしスペイン語のみ)がストーリーが全体的に暗くなんでこれを朝からという感じだった。
駐車場に到着したら入り口近くで長蛇の列。
これはチケットを買う列かなと並んで購入。外国人は254ペソでした。
ここに限らずメキシコ人と外国人ではチケットの値段が違う。
ただしメキシコ人はIDカード必須のようでした。
荷物を預けようとキョロキョロしていたらあっちだよと教えてくれたので建物奥のロッカールームへ。スーツケースは10ペソで預かってくれました。
12月31日と年末にも関わらず遺跡入り口は混雑。
大体の人は私のような路線バスでくるのではなく、カンクンやメリダからのパックツアーで来ているようでした。
入り口から入って一番最初に目に入るのは、一番有名なピラミッド。
エスカティージョ(大神殿)

階段の数は四方で91段ずつ+頂上の1段で365日の暦を表している。

春分と秋分の日には蛇の頭から邪神の羽が影のように伸びるように設計されており、その正確さに脱帽。そしてまた半分しか修復されていないのがいい。外国人に発見されるまでは密林の中で放置されていたのが想像できるので。
戦士の神殿の千本柱の下の穴でイグアナを発見。

野生だよね?ロープが貼られていて人が入れないところだから安心していられるのかも。
戦士の神殿の千本柱の間
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そして戦士の神殿のチャック・モール

後からメキシコの博物館で本物を見て知りましたが、ここにあるのはレプリカのようです。
セノーテ(聖なる泉)

地下水が貯まり空洞ができたもの。文明があるところには必ず大きな川があるけどユカタン半島に川はない。干ばつ時にはここに生け贄が投げ込まれたという記録が残っている。
頭蓋骨の台座

生贄の骸骨を大衆にさらす場所
球技場

上部の穴にゴムのボールを入れる球技。
スポーツではなく生贄を選ぶための宗教儀式だったらしい。
でも勝者が生贄になるって自分の感覚からすると名誉と言われても嫌だなぁ。
ここまでの新チェチェンの遺跡は10世紀ごろのもの、旧チェチェンは6世紀ごろのもの。
天文台

旧の方が修復が進んでいないようだけど、こういう廃墟感がたまらない。

プウク様式のデザイン

一通り見学し終えて入り口の建物に戻ったところでスコール。
12月は乾季だが、5分ほどのスコールは何度かあった。
本屋奥のカウンターでカンクン行きのバスチケットを購入。
本当は1等のADOバスがよかったけど1日に2本しか出ておらず次は16時。
それでは遅すぎるので12時半のチケットを購入。
バス乗り場は暇そうなおじさんたちが座ってるのみで聞いてもここで待てとしか言わないし、Orient社のバスが来るたびにどこ行きかを尋ね、4台目位でようやくカンクン行きが来た。その時点で35分遅れ。あまりにも来ないからちょっと不安になったわよ。Orient社のバスはローカル線らしく各町で停車。途中で物売りを乗せたりとローカル感満載でそれはおもしろかったけどカンクンまで4時間半かかった。さすがに乗ってるだけでも疲れた。

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