アントワープからロッテルダムへ。
快速電車で2時間ちょい。近いなーヨーロッパ。
途中車窓からは鬱蒼とした森&霧が見れたりして「世界の車窓から」の気分にひたる。
10時過ぎにロッテルダム到着。
ロッカーに荷物を預けてデルフトへ行く予定だったけど、
コインロッカーの使い方がわからず(クレジットカード式なんて初めて見た)、 ロッテルダム駅が改装工事中でわかりにくくて道に迷い、 地下鉄&トラムに乗るためのチップカートの購入場所がわからずウロウロ。
そうこうしているうちに時間が経ってしまったのでデルフト行きは諦めて、とりあえず今日の宿に向かう。
ベルギーはメトロもトラムも乗る前にチケット必要なくて無賃乗車でもOK(ばれたら高額罰金)だけどオランダはチケットがないとホームにも入れない。
2日券(10ユーロ)が買いたいのに券売機だとコインかカードしか使えなくてカード入れてもエラーになるし、お札は入らないし、もう仕方なく地下鉄の乗り場まで降りて窓口を探して購入。
宿は地下鉄から出て目の前にあったのでわかりやすかった。
本日のユースホステル『キューブ・ハウス』
今回3カ所ユースに泊まったけどここが一番きれいだったな。
中はこんなかんじ。
さて、午前中の予定がうまく行かなかったので少々焦り気味。
本日の一番の目的はキンデルダイクの風車群観光。
これも見れなかったらオランダに来た意味ない~!!ということで、
水上バスを乗り着いでキンデルダイクへ。
あいにく曇りで天気が悪かったけど、行ってよかった。
風車はオランダのあちこちにあるけど一番数が多く世界遺産になってるのはここキンデルダイク。
帰り際雨&雷が鳴りだし、早めに来てよかったーと思う。
後で宿であった日本人の子に話を聞いたらちょうどそのときに到着したらしく土砂ぶりだったーと言っていたので。
彼女は2ヶ月位かけてオランダ・ベルギー・ドイツを旅するらしい。
いいなぁ。
翌朝、デルフトに行くためにまずデン・ハーグへ。
昨日ネットでコインロッカーの使い方を調べたのでこの日はちゃんと預けれた。
でも対人じゃないクレジットカード使用なんて初めてだし、
ちゃんと荷物取り出すまでは不安だったけど。
デルフト焼きで有名なデルフト観光。
旧教会と新教会をまわり、街並を堪能。
オランダはアムステルダムもハーグも街並がおもちゃ箱みたいで面白かった。
その後ハーグへ。
現在マウリッツハウス美術館が改装中で、
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」も移動しているという情報を得てハーグ市立美術館へ。
ちゃんとありました。
よかったーまだ東京に行ってなくて。
本物はやっぱりすばらしかった。少女の唇の色や光の当て方がすごく瑞々しくて美しい。
ところでオランダに行ったらフェルメール作品がたくさん見れると思ってたんだけど、見れたのは国立美術館のも入れて4点だけでした。
後で調べたら生涯で24作品しか見つかっていないらしく、世界各地の美術館にあるらしい。
そのかわりレンブラントはたくさんありました。
去年の豊田市美術館の展示を思い出すなぁ。
その後荷物を無事取り出しアムステルダムへ。
アムステルダムのユースについたのは18時過ぎ。
まだ明るいのとアンネ・フランクの家は21時までだから行ってみることに。
昨日のロスを取り戻すために歩く歩く。
アンネ・フランクの家は表側は近代的になってたけど、
一家の隠れ住んでいた家は家具等はなかったけどすべてそのまま公開されていました。
映像作品で第二次世界大戦、ユダヤ教徒の迫害について、
世界各国の言葉で解説されていました(もちろん日本語もあり)。
実はあまり深く考えずにここを訪れたんだけど、心にずんときて、
後々深く考えることになりました。
昔「シンドラーのリスト」を見た時の衝撃を思い出した。
帰国してから歴史の本を読み返しました。
7日目、観光最終日。
今日はキューケンホフ日帰りツアーを申し込んでいたので、
朝バスにてキューケンホフへ。
見事なチューリップでした。
オランダに入ってからずっと曇り空なのが残念だったけど。
それからアムステルダムに戻り国立美術館、ゴッホ美術館を見学。
日帰りツアーに水上バスのチケットも含まれていたので
カナルクルーズも楽しみました。
たまたま乗り合わせた人たちが日本人団体ツアー客だったので
日本語の説明が流れたし、アムスは川が入り組んでいて、
本当に水とともに暮らす街なんだなーと実感できました。
まさしく街全体がハウステンボス(長崎)だった。
翌日お土産を買って帰国の途へ。
今回は本当に毎日歩き回る旅でした。
ほぼ毎日都市や宿を移動していたので、これならツアーの方が楽かもと思った。
次旅行する時は1つの都市に滞在してそこを拠点にする旅がいいな。
いや、その前に南の島とか行ってのんびりしたいです。。
ベネルクスの旅 オランダ篇

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