エルミタージュ美術館

午後はエルミタージュ美術館へ。
まず最初に予約必須で学芸員さんと一緒に入らないといけないゴールドルームへ。
古くはシベリアで発見したもの、他の金細工はトルコやローマ等々から送られてきたものだそうです。
入り口近くへ戻り、大使の階段からピョートル大帝の間へ。


エルミタージュ美術館は300万点以上の美術品を所蔵しており、外国への貸し出しも多い。
展示してあるものだけでもすべて見るのは時間が足りないので、主要なものだけガイドさんが案内してくれました。
真ん中の人物がストロガノフ伯爵。

歯が悪いお父さんのために柔らかい料理を作らせたということからビーフストロガノフという名前になったそう。
ニコライ二世の遺品。明治時代に日本で切り付けられた事件(大津事件)の時に来ていた服。

本人はロシア革命で処刑されたがソ連時代はちゃんと埋葬されず、ソ連崩壊後掘り返されて埋葬された。その時にDNA鑑定で本人と断定されたのがこの血の付いた服のおかげだとか。
3階はレオナルド・ダヴィンチ、ルーベンス、セザンヌ、ミケランジェロ等の絵画の間。
本当にこの美術館は広いし人が多いので迷子になりそうです。
金色の鳩時計

辻井伸行さんが演奏会で訪れた時、特別に手で触れて感触を確かめたそう。
各部屋の天井も美しい

次は新エルミタージュへ。
新と言っても建物は新しくはなく、内装はモダンにリニューアルされたそうです。

ルノアール、モネ、ゴーギャン等の印象派の画家の絵が中心。
滞在時間は4時間程だったのですが、歩き回って足が疲れたぁ。
最後にミュージアムショップで買い物をして美術館をでました。
夕食はレストランにて最後の晩餐。

つぼ焼きスープでした。
この後空港へ向かいチェックイン後出国審査。
急ぎ足でラウンジへ向かい、シャワーを浴びて、帰国の途につきました。
帰りは乗り継ぎの時間は長かったけど遅れることもなくオンタイムの飛行機でした。
ロシアは街の中だけ見れば個人的にも来れそうな雰囲気。
ただビザの問題と、英語がホテルや観光地に限られるのと、治安(スリがとても多いらしい)さえクリアすればまた来たいと思える国でした。

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