大晦日はブタペストで

翌朝、私が起きる少し前に帰ってきた若者たち。
海外のドミトリーならよくある光景だよなぁとか思いながら準備をして早々に出発。

7時42分のレイルジェットでブタペストへ向かいます。

2年前にウィーンからミュンヘンへの電車では座席を指定してなかったため4時間立ちっ放しの経験があったので今回は指定席をネットで予約。
しかし、朝早いからか電車はガラガラで、予約しなくても大丈夫でした(^_^;)

ブタペスト東駅に到着後、地下鉄へ。
券売機で72時間券を買おうとしたら高額紙幣は入らなかったので窓口で購入。
この後も観光施設やスーパーは基本的にクレジットカードが使えるのでハンガリーフォリントへの両替は1万円で充分でした。

地下鉄3号線から1号線へ乗り換え。
1号線の電車はとてもレトロだなぁと思っていたら、ミレニアムメトロといい世界遺産にもなっているそうです。

駅のホームもタイル張りでレトロ感満載です。

地下鉄KODALY KOROND駅で降りて本日から3日間お世話になるゲストハウスさくらんぼへ。
日本人のオーナーさんが運営しています。
なんでも母親の代から引き継いで、数年前にリフォームしたばかりとか。

話が弾んでしまいのんびりしてしまったけど、早速案内地図に載っていたハンガリー料理のお店へ行ってみました。

「ローカルビールは?」と聞くと生ビールはドイツのものしかなく、ハンガリー製は瓶ビールのみだというのでそれとグヤーシュをいただく。

グヤーシュはロシアのボルシチみたいで安心できる味です。

近くのスーパーへ寄り、朝ごはんを物色しながらスーパーで売られているものを見学。

一度宿へ戻り、エルケル劇場までの行き方を聞いて1時間前に出発しました。
GoogleMapで目的地を検索するとトラム、地下鉄、バスの路線で一番便利なものが出てくると聞いたのでそれをフル活用。
駅で購入した乗り放題チケットはどれも乗れるのでチケットをいちいち買う手間なくストレスフリーでした。

ブタペストのオペラ座は長期修繕中のため、オペラの劇場はエルケル劇場でした。

オペレッタ「こうもり」
こうもりは中欧で大晦日に上演される定番のオペラなんだそうです。
オペラではなくオペレッタというのは台詞と踊りのあるオーケストラ付きの歌劇だから。
安いチケットでも見やすそうなところでと1回のボックス席にしました。
4000フォリント=1600円のチケット。
ヨーロッパは安くバレエやオペラが観れるのでよいですね。

観劇終了後はハンガリー組と合流。
カウントダウンまで時間があったので聖イシュトバーン寺院のプロジェクションマッピングやクリスマスマーケットを見ながらウロウロして、遅めの夕食をとり23時までお店でお茶をしたりしていました。

そこから歩いてドナウ川方面へ。
王宮とくさり橋。

すでにあちらこちらで花火が上がっていました。
気温は0℃。寒い寒いと言いながら待っていましたが、特にカウントダウンもなく花火も私的な花火が近くで上がる中ハッピーニューイヤー。
正直拍子抜けでしたが後で聞いても公的なものはなく個人で楽しむだけのようでした。

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